
純木家具は木の本質を生かし、伝統的な技術で仕上げたしっかりしたつくりと自然なデザインが特長です。 そして若い方や新鮮なデザインをお求めのお客様に喜んでいただければもっとも充実したブランドになるといえるでしょう。その足がかりがこのデザインコンペです。 このコンペに応募してくださるデザイナーはすべて若い学生、いわば“デザイナーの卵”です。彼らの若いアイデアは当社にとってはとても新鮮であり、新たな可能性を感じさせてくれます。 若いデザイナーの柔軟なアイデアと当社の技術、材料によりお客様に新たな作品をお届けいたします。 ※ 写真のテーブルは現在改良中につき、販売いたしておりません。

長く木を扱っていると、木に対する知識や造詣は深くなり、より高い視線で木を見ることができるようになります。しかしそれは、“木とはこういうものである”という概念に縛られてしまうことにも繋がりかねません。 実際に素材を扱うことの少ない若手デザイナーはそれと反対に、既成概念にとらわれずにデザインすることができます。その結果、「このデザインでは耐久性に欠ける」、あるいは「当社設備ではこの加工は不可能」というデザインも少なくないのですが、その半面とても個性的な作品も数多く、驚かされます。 既成概念にとらわれないということはまったく新しい作品を生み出す可能性を秘めているということでもあり、純木家具の新たな一面をお見せできるでしょう。

応募いただいた作品をそのまま製品化することはほとんどの場合できません。強度の改善や、当社の設備でも製作できるよう改良が必要になる場合が多いためです。その際、デザイナーの提案によるラインアップ以外にも、当社からデザイナー側に「このようなアレンジを加えてはどうだろうか」という提案をすることもあります。 それはまたさらに新しいデザインの誕生ともいえます。コンペで応募していただいた作品は当社で製作してももちろんデザイナーの作品ではありますが、改良を加えたり当社からの提案と組み合わせることでより従来の製品とも違和感なくお使いいただける製品へと仕上がっていきます。 デザインコンペの作品はデザイナーと純木家具双方の力で完成する共同制作なのです。

木工に携わる者として常に気にかけていかなければならないことは、日本の職人技術と木の魅力を次の世代に伝えることです。しかしながら現代の特に都会においては無垢の木に触れる機会はごくごくまれであり、さらにそれを使ってなにかをつくる、というのは皆無であるといえます。木を知るデザイナーがいなくなるということは、木を使ったものが世の中からなくなることにも繋がります。 当社はこの企画を通じて若手デザイナーに木をよく知っていただくとともに、彼らのデザインする新鮮なデザインの製品を多くの若いお客様に使っていただくことで、世の中のより多くの方に木のよさを知っていただきたいと考えております。
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